絵本「なっちゃん」と「妹」

natu.jpg

tai.jpg


24日(月)19時28分〜
福井TV「い〜ざぁええDay」にて
アトリエ&ショップ・ラクガキ屋 ユウとヒサのことが
紹介されました。 関西でも別の日に放送されるそうです。

ゲストの榊原郁恵さんと、松下アナが来てくださって
作品や絵本、てのひらカードの紹介してくださいました。
榊原郁恵さん
笑顔がさいこーな方でしたよ。ひとつひとつのコメントが、
プロのお仕事やな〜と思いました。 いろいろお話が出来て
「来てよかった!!」そう別れ際手を握ってくれました。

そして放送に
「なっちゃん」と「妹」という絵本が登場したと思いますが


その、「なっちゃん」と「妹」の絵本について。。詳しく説明させてください。

なっちゃんは、実在する女の子。
昨年、なっちゃんのお母さんが
お店に訪ねて来られ
「娘の誕生日に絵本を描いてほしい」とご依頼を。
わたしは、絵本の注文はお受けしていないので
迷ったのですが
実際なっちゃんに逢うと、その迷いはどこえやら。

9月13日
なっちゃんの絵本を描きあげました。

なっちゃんは、1歳半のときに交通事故に遭い
体半分麻痺してしまいました。
歩くことも、話すことも無理だろうと言われた小さな体。
それでも、リハビリの努力の甲斐あって
昨年7歳の誕生日を迎え、
1年生の運動会ではみんなと一緒に走りました。

そして、「リハビリの先生になりたい」という夢を持っています。自分の体をよくしてくれた先生みたいに。。


お母さんからは、それだけお話を伺い
あとは、人見知りするなっちゃんに「お団子作りがすき」ということだけ聞き出して
絵本作りは始まりました。
どう作るのかは
ヒサさんの感性で。。お母さんは私の絵をとても好きでいてくださって、すべて任せてくれました。


ちょうど、ラクガキ屋の忙しさがピークでした。
でも、忙しいとか時間がないとか関係ないんですね。
時間があっても気持ちがないと、なにも出来ない。
13日、
ぎりぎりでしたが仕上げて
夜の誕生会に間に合うようにお渡しに行きました。
福井市でお母さんと待ちあわせました。
その場で、お母さん泣いてくださいました。
私も、泣きながら作ったんですよね、
どうしても間に合わせたい、という気持ちと
どうしても笑わせたい、喜ばせたいという気持ち
そして、ありがたいお仕事をさせてもらっているなという気持ちで。

なっちゃんはこの絵本を読んだ後
「この絵本の女の子、わたしと一緒だね」と言ったそうです。
「だって魔法の手を持ってるもん!」

絵本に「かみさまが、なっちゃんの手に魔法をかけたんだね」という台詞や場面が出てくるのですが
偶然
なっちゃんもリハビリでひとつクリア出来るたび
「なっちゃんの手は魔法の手だね」と
お母さんと言ってがんばってきたそうです。
そんなこと知らなくて描いたんだけど・・。すごい偶然。うれしかった。



なっちゃん
今では逢うと抱きついてくれます。
かわいくて愛しいです。
ピンクのめがねをかけ、いつもお洒落で。


1000人もいる普通の小学校でがんばっているのです。

同じ学校に
5年生にお兄ちゃんがいます。
そのお兄ちゃんが書いた詩を「妹」という絵本にしました。


お兄ちゃんのバースディに間に合わず
12月31日
ならば今年中に!と作り、持って行きました。



「妹」には
お兄ちゃんの存在を、描きたいと思いました。
お兄ちゃんが学校で書いた詩か作文があれば
と、お願いしました。

お兄ちゃんは、なっちゃんの大きな支え
そして
お兄ちゃんもなっちゃんの姿に
力をもらっているのです。

お兄ちゃん、かっこいいよ!
お兄ちゃんにそう伝えたいと願いながら書きました。



2冊ともお店で読むことが出来ます。

Comment

将来、大きくなったら何になるの?
スポーツ選手・ケーキ屋さん・学校の先生・・・
カッコよくて楽しくて・・人の為になりたい・・。
・・最終的に子供の時から、人を喜ばせたいと。社会の中でおぼろげに・・そんな仕事をしたいと・・そうして、ひとりになることを決めている。


わたしも
寂しいとか孤独ではなく
ひとりであるを意識しているほう。

だからこそ
自分らしさの発揮出来ることで
人が笑顔になるとうれしいし
やりがいになるのかもしれない。

なっちゃんの夢
叶いますように。

番組が放送されてから、友人や知人から手紙、メールをいただき、また会いに来て下さった方までいらっしゃいます...ありがとうございます。

出来て当たり前、そう感じていたことが、突然そうではなくなって...だけど、だからこそ当たり前に感じていたことが出来るようになったことに日々、感謝しています。歩くこと、笑うこと、話すこと...これらの事がこんなにもありがたく、どんなに神秘的なことか...。
これからも子ども達の成長に感謝しつつ、‘今’を大切に穏やかに生きていけたら幸せです。

ヒサさん、そしてみなさん、ありがとうございます。

なっちゃんママ
ありがとうございます。

先生からのお手紙も、読ませていただきました。
ありがとうございました。。
よかった。。。

そのなっちゃんママとなっちゃんの生きる姿勢が
絵本を作る
活力となったんだと思います。


たくさん楽しいことがありますように。

私もなっちゃんを見守るひとりとして
ずっとここれからもよろしくです。

Comment form

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール
  • Author:ひらたひさこ
  • Author:ラクガキ屋 ユウとヒサ ひらたひさこ
    HISAのブログです。

    “ラクガキ屋 ユウとヒサ” は
    ひらたゆうこ と ひらたひさこ のふたり・ふたご で活動するイラストレーターです。
    自分たちの絵を自分たちの手で一枚一枚、ひとりひとりに伝えていくそのスタイルを大切に
    ラクガキ屋は、絵のお仕事の他に
    アートイベントや個展などいろいろな事をしています。
    各地で開催中↓
    ☆アートイベント/あなたの素直な気持ちとコラボレーション!する「きみと、てのひらカード」
    ☆ワークショップ/子供達・大人の方と一緒に、
     ユウとヒサと作る「飛び出す絵本」

    2005年7月アトリエ&ショップOPEN。
    オリジナル雑貨を制作・販売しています。

    福井県武生を拠点に、各地にて活動中。
    HPhttp://kore.mitene.or.jp/~twins7yh/index.html
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる