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レポート「シタールの夕べ」ヒサ・ライブぺインティング

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「シタールの夕べ」
6月28日(土)午後7:00より
会場:金剛院 入場料:1,500円
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◆シタール・スヴァラマンダラ:伊藤公朗
◆ヴォーカル・タンブーラ:伊藤美郷
--- 北インド古典音楽と3つのプログラム ---
●朗読●朗読:飴田彩子(FM福井アナウンサー) 詩集「ゼロになるからだ」作:覚和歌子
●ヨガ● 指導:山内伸(福井自然体健康塾)
●ライブペインティング● イラストレーター:ひらたひさこ(ラクガキ屋)
同時開催: ブータン写真展 「楽園または天上へと辿る道」 写真:松田宗一 (大野市在住)
6月28日(土)〜7月15日(火)

開演前、ずっと外にいて眺めていました。
緑の景色の中、傘を差してやってくる人たちの、姿を。
心が静かになるような気がしました。
今回は、いつもと違う緊張感がありました。
それは、ラピュタを通して出会った武生の人たちがたくさん来ているということと
共演者の皆さんがわたしより断然経験豊富な方々であるということです。
こんなにソワソワしていてはいけないと、勇気を出して
伊藤さんご夫婦の控え室を訪ねました。
【長〜〜いレポートのはじまり、はじまり↓↓】 富士山の朝霧高原のすぐ近くにお住まいなんだそうです。
わたし、雨女ならず霧女なので、その話で盛り上がりました。
お家周辺にも、雲のような霧が、どわーっとやってくるそうです。
どんな方たちなんだろう。。、自分もどんな奴なのか知ってもらいたい
、、そう思って訪ねたのですが、
そんなドキドキを吹き飛ばす伊藤夫妻のとびきりの笑顔。すっかり癒されてしまいました。
次に朗読の飴田彩子さんのところへ。
ちゃんとお話しするのは、ラジオに出演させていただいて以来でした。
正直に、緊張していることを伝えました。
「緊張しないようにみえる!」
「そーなんです!でも、いつもライブの直前になると、絵なんて描けたっけ?って思うんです。どうやって描いていたっけ?って。」
「え!わたしもそう。わたしも、あれだけ練習したのに、はじめてみる台本のような気がするの!」
飴田さんに共感してもらえるなんて思ってもなくて。。
かっこをつけず一生懸命練習する飴田さんがかっこいい。
勇気をもらって部屋をあとにしました。
そして、ヨガの山内先生は、「緊張する〜」と言いながら準備するわたしに
「今まで越えてきたじゃない。その度、なんとかなってきたでしょ、大丈夫、大丈夫。」と、
言ってくれました。
思えば、3年前、ラクガキ屋に、ライブペィンティングのきっかけをくれたのは、山内先生だった。
開演前に、緊張が、いい緊張に変わった。
この方たちと同じステージに立たせてもらえることが出来て幸せだと心底思いました。
そして、なんて癒しの組み合わせなんだろうと。
だって、共演者の私が、お客さんより先に癒されてしまった。。
伊藤夫妻と飴田さんと山内さんに、あらためて尊愛する気持ちが生まれて
心があったかくなった。
この人たちと出来てうれしい。
胸のポケットには、そらのくれたお守りがある。。大丈夫。
1部は、シタールのお話と演奏、そして朗読。。「ゼロになるからだ」より。
演奏にぴったりの語り口調で、飴田さんの朗読が溶け込んでいきます。
不思議。
呼吸の合った演奏と朗読が気持ちよく、暗くなるお庭を観ていました。

全員が目を閉じて、2部のヨガが終わります。音楽がはじまり、目を開けるとライブペィンテイングのはじまり。わたしが最初に手にした色は、紫。
庭を見ながら、ぼんやりとイメージは紫のような気がしたのです。
今回のレポは、写真と共に、あとで聞いたお客さんの声も書いていきます。
実際、ライブ中、あちこちで口々に“次はこうなるんじゃないか”って噂話が飛び交ってたそうです。
なんだか会場からコソコソ声がすると思ったら・・(笑)
それでは、「」内は、お客さんの視点ですので、よろしくです。
「台風の目?」
「ママ、紫色以外の絵の具があること、忘れてる!どうやって教えてあげよう・・」(そら)
「紫で描くと思った。紫は高貴な色だから。」

いつものごとく“何を描こう”なんて、準備してありません。円を描いてるとリラックスするし、手が自由に動くようになります。
絵を描くときは、昔からそう。“この手が、心を形にしますように・・”祈るように円を描き手を馴らします。今回、和紙なので、最初、水で描きました。にじませるためにです。

「もしかして、描くもの思いついてないんじゃないのか??」(笑)
半分、ピンポン♪です。
最初から狙いたくないのです。というか、不器用で狙いたくとも狙えないのです。
今年、3じゅうん〜歳。心からとびだして来たものを描いていく作業が未だ性に合っています。

筆を拭いていた布を、スタンプのようにぺたぺた。あまり筆を使いません。紙切れや布や指先が、筆代わりです。

白で縦の太い線を描きます。このとき、身を乗り出してみてくれた人たちも居たとか。きっと予想外でしたよね。
もうこのときは、描きたい事が膨らんできて描き手にとっては1番楽しいときです。
お寺に響き渡るシタールの音色も心地よくなってきました。
伊藤さんご夫婦は、絵を観ながらではなく、演奏に集中しています。そうしないと奏でられない研ぎ澄まされた世界です。
わたしも、まるで、山の奥や空の向こうから聴こえてくる自然の音のように、演奏のステージを観ることなく描き続けました。

「もしかして、今度は、緑のぐるぐるを描き続けるのではないか??」
みなさん、ご心配ありがとうございます(笑)心配が通じたのか、2,3個でやめました。
緑の渦巻きは、無意識でしたが今思えば「蚊取り線香」(笑)。お庭にあったのです。

そうです、庭。わたしは、今日ずっと眺めていた景色を描こうとしています。
高く真っ直ぐそびえる木々たち。雨が降り、風が吹き、日暮れていきます。
7本の幹は、シタールの弦の数と合わせました。真ん中にある小さな木のことは。。またあとで。

私の絵を知ってる方は、すぐに木だと分かったでしょう。
幹の模様を描いていきます。どれも違うものにしよう。。
それはデザインのようで、ちゃんとメッセージがあります。
みんなそれぞれ違う価値観と幸福感を持ちながら、意味あって隣同士で生きている。。
そして、お客さんの心配は尽きません。
「木の模様、全部変えているが、7種類も思いつかないのではないか??がんばれ、ヒサチ!」
大丈夫です。。(笑)
でも、右端に絵の具を置くための椅子があり、バランス感覚を失ったわたし。右の木が斜めに。
わたし的にはとても気になるところですが
「斜めなのが、いいね、風を感じる」と言ってくれた方が居ました。
そういうことにしておきます。。(^^ゞ

最初に描いた円の中心を黄色く。まんまるお月さんにしました。
次に、小さな木に緑を色着けていきます。葉が芽生えていく様子です。

先日、武生の公民館でワークショップをしたとき、とても久しぶりに会う女の子が居ました。山内先生繋がりで、ラクガキ屋の絵も好きで居てくれる子です。
「今度のライブ、観にいくからね!」
絵を描くのが大好きな子。ライブ中、こんなふうに言っていてくれたんだそうです。
山内先生のブログにあったお母さんからのコメントです。
『絵って普段は完成したものを見るのがほとんど。
丸から始まって大胆にもその上から白い直線が描かれ、何だろう〜と思っていたら、横にいた娘が、“森にこだまする音〜 そして自然、体〜”と言って
あ〜っなるほどと思って ライブペインティングはこういう想像をしながら絵を楽しめるすばらしさがあると思いました。』
ライブ後、この子に「どうだった?眠くならんかった?」って聞いたら
「絵が出来るの観たいから、眠たかったけどちゃんと観てたよ。」
「ヒサさん、やっぱり上手だね!」って。
力尽きてましたけど、この子の「楽しかった」という笑顔に救われました。“描いてよかった”って。

下に、お寺の門をくぐり歩く、相合傘のご夫婦、親子、杖をついたおばあさんを描きました。お寺と、鐘と。

そして、「お決まり」と思った人も多いでしょう。。お月さんに顔を描きました。
わたしが、月や太陽に顔を描くのは、アラレちゃん世代だというのもあるけれど(笑)
ちゃんと想いを託しています。
見えないけれど、見守られている。
毎朝、毎晩、みな同じように光が与えられている。
そんな目には見えないぬくもりと感謝を描きたい時に描きます。
そして、私の絵がはじめてだった人に、わたしはこんな絵を描いてます、ってご挨拶のつもりです。
こんな絵を、どこかで観たら、わたしのこと思い出してくれるかも。





真ん中の小さな木は、これは「子供」です。誰の子、どこの子ではなく、世界中の「子供という存在」を表わしました。よくある言葉ですが、“子供はみんなの子供”です。
私たちが、命のリレーをするとき、バトンを受け取ってくれる大切な子供たちです。孫とか我が子とかそんな規模でなく。
わたしは、娘のことをよく作品の題材にしていますが
それは、我が子が特別だからではありません。そこに、娘として子供という存在が居てくれて、たくさんのことを教えてくれるから描いています。
そらの言葉を通して、世界中の子供を感じています。絵本教室へ行ってもそうです。そこで出会った子を通して、子供の素晴らしさを知ります。
きっと子供は神様に近い。
そして、子育てしながら思うようになったこと。
目の前に居る子が、自分が産んだのか他人が産んだのか、それほど重要ではないということ。
大人が、子供という存在をどの子も同じように愛せたら。
私の場合だと
例え、この子を宿して産んでなくても
自分の人生のどこかで
出逢っていた気がします。そらという命に。
母と子という関係じゃなくても、きっと出逢って、笑い合っていたと
そんな気がしてならなくなる。
周りの、大きな木たちは、大人です。
根っこをどっしり下ろしながら、少しでも神様に近づきたいと、天国はどんなところか見てみたいと
空を仰いで生きています。
太陽求めて枝が伸びれば伸びただけ、根も伸びていく。
実際、枝が、人の手のように見えることがあります。
月は、先ほども書いたように
神様でも仏様でも、宇宙でもいい、
私たちを見守ってくれているぬくもりです。
こんなに熱弁したけど、どこの宗教でもありません〜
普段生活してながら感じてることです。
今回、インドの瞑想音楽と、お寺という場でしたが、人の祈りが集まる場所には
やっぱりなにか力があります。





今度8月に、展示させてもらう“みちくさギャラリー”の現代美術の角さん。「ヒサちゃんらしい絵だね。」
いつか「最高だったよ!」って言ってもらえるようになりたい。
最後、こんなエピソード。
そらのお友達、みさとちゃんが1番前で観てくれていました。絵を描くのが大好きな子です。
好き過ぎてライブ中ずっと下向いて自分の絵描いてたんだって(笑)!
でも、お母さんが次の日言ってました。
“みさと、家へ帰ってから、ずっとヒサさんの描いた紫の森、描いてたんだよ。”。

たくさんの方が絵の前で撮影会してくれました。その間わたしは、引っ込んでました。思いっきり描いたのに、終了したとたん、気持ちがしぼんだからです。
それだけ緊張の糸を張っていたのかもしれません。
そして、きっと、思うまま描いたものが、たくさんの人に評価されるのが怖くなったのでしょう。
お客さんにとって、よい時間であったか、という不安と。
今まで、ライブペィンティングは、20人から多くても50人くらい。
お客さんの表情が分かり、反応が空気で感じられ、一体になることが出来ました。
今回は、味わったことのない不安がどーんとやってきました。ライブ後に書いたように
2日間ほど、寝込みました(笑)
よい経験です。
落ち込んで、自信を失くし、
絵を描く意味を考えて
それでも、絵を描きたいのです。それでも描きたい!ということを思い知っただけでも、
大きな収穫なのに、
今回は、本当にいろんなこと学ばさせていただきました。

仕事帰り、駆けつけてくれたぐっつあん。ラピュタ任命カメラマン。

を、無理やり撮影(笑)そらが捕まえました。
最後、改めて紹介しますので、ぐっつあんのブログへ行って見て下さい。今回のライブも、ばっちり残してくれました。彼の視点に感動です。

打ち上げ。


あらためて、120名というたくさんのお客様、
お友達、子供たち、ラピュタさんを通して出会った方々、
市外のみなさん、武生のみなさん、
雨の中、たくさん集まっていただき、本当にありがとうございました。
企画のラピュタさん、
会場の金剛院さん、
シタールの伊藤さんご夫婦、
ヨガの山内さん、
朗読の飴田さん、
カメラマンぐっつあん、大変お疲れ様でした。ほんとに本当にありがとうございました。
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そしてそして、今回も
ライブぺインティングの一部始終レポートできたのは、JUNさんのおかげです。
撮影、ありがとうございました。
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恒例になった!?ちいさん撮影の「かぶりつきアングル編」のレポートもあります。
また違うエピソードがちょこっと書いてありますので、
ぜひご覧ください→「かぶりつきアングル編」http://rakugakiyahisa.blog14.fc2.com/blog-entry-286.html
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最後になりましたが、ラピュタ任命カメラマン・ぐっつあんこと(C)tomo*のレポートです↓
お寺の景色、楽器、演奏風景、朗読の様子、ヨガを全員でする光景が、優しい視点で記録されています。必見です。
シタールの夕べ(ライブ前)
シタールの夕べ(ライブ前半)
シタールの夕べ(ライブ後半〜)
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Comment
ありがとうございます。
ブログにUPすると画像が粗くなってしまいます〜(涙)
ご主人が傘をさして、緑の中。。
いいですね、
こけ球が目の前にあり、通りすがる瞬間を思わず撮りました。
カメラの音に気づいておられたので、
すみません、と頭を下げました。
絵にも登場しています。
ブログにUPすると画像が粗くなってしまいます〜(涙)
ご主人が傘をさして、緑の中。。
いいですね、
こけ球が目の前にあり、通りすがる瞬間を思わず撮りました。
カメラの音に気づいておられたので、
すみません、と頭を下げました。
絵にも登場しています。
応募したいわ〜 この写真。
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雨傘ご夫妻、何と素敵なんでしょう〜。
この方、この写真、見ているといいな〜。。。